Ryzen AI Max+ 395 ミニPC(メモリ128GB)
向いている人: Windows/Linuxで128GBの共有メモリ。GPU側に96GBを割り当てれば、gpt-oss-120bや70Bクラスを常時サーバとして動かせる
- できる合うAI 13/16・合う仕事 6/8(内訳)
- まず試すGPT-OSS-Swallow 120B 4bit(Q4_K_M)・約23 tok/s推定
- 足りないStable Diffusion / SDXL(CUDA(NVIDIA GPU)前提のツールが多い)・FLUX / 高品質画像生成(CUDA(NVIDIA GPU)前提のツールが多い)・ほか1
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検索結果に同クラスの機種が並びます。メモリとSSDの容量を見て選ぶのが確実です。
なぜこの構成なのか
Windows/Linuxで128GBのユニファイドメモリを持つ唯一のクラスです。Ryzen AI Max+ 395はGPU側に最大96GBを割り当てられるため、gpt-oss-120bや70Bクラスを常駐させられます。Macを避けたい、あるいはWindows前提の社内環境に置きたい場合の選択肢です。帯域256GB/sはM4 Proよりやや狭い程度で、MoEなら実用速度です。
避けたい似た構成
70Bのdense型(MoEではない通常の構造)を速く動かす期待は持たないでください。帯域256GB/sでは1秒に数トークンです。この機種の価値はMoE型の大型モデルをメモリに載せられることにあり、そこを外すと「高いミニPC」になってしまいます。また、64GB版では120BのMoE型がメモリに収まらないので、狙うなら128GB版を選んでください。
拡張性と寿命
3〜5年。x86でこの容量を持つ機種は現時点で選択肢が少なく、当面は独自の位置を保ちます。消費電力は負荷時に100Wを超えるため、Mac miniほどの省電力ではない点は運用計画に入れておきましょう。
この1台でできること
合うAI
足りないAI(3)と理由
- Stable Diffusion / SDXL: CUDA(NVIDIA GPU)前提のツールが多い
- FLUX / 高品質画像生成: CUDA(NVIDIA GPU)前提のツールが多い
- 動画生成AI(Wan / Hunyuan / LTX): CUDA(NVIDIA GPU)前提のツールが多い
この1台で動くローカルモデル(AMD Ryzen AI Max+ 395(Strix Halo)(メモリ128GB)として計算)
4bit以上でメモリに収まるモデルから抜粋。速度は推定(この機種の全モデル一覧)。
まず試すなら: GPT-OSS-Swallow 120B(4bit(Q4_K_M)・必要85GB・約23 tok/s推定)。gpt-oss-120bに日本語を追加学習したMoE。Mac 96GB以上向け
| モデル | 量子化 | 必要 | 判定 | 推定速度 |
|---|---|---|---|---|
| Gemma 3 270M | 8bit(Q8_0) | 0.8GB | 快適 | 約500 tok/s推定 |
| Qwen2.5 0.5B | 8bit(Q8_0) | 1.1GB | 快適 | 約260 tok/s推定 |
| Qwen3.5 0.8B | 8bit(Q8_0) | 1.4GB | 快適 | 約170 tok/s推定 |
| Gemma 3 1B | 8bit(Q8_0) | 1.6GB | 快適 | 約140 tok/s推定 |
| Sarashina2.2 0.5B | 8bit(Q8_0) | 1.8GB | 快適 | 約140 tok/s推定 |
| Qwen3 0.6B | 8bit(Q8_0) | 2.0GB | 快適 | 約140 tok/s推定 |
| LFM2.5 1.2B JP | 8bit(Q8_0) | 1.8GB | 快適 | 約120 tok/s推定 |
| Llama 3.2 1B | 8bit(Q8_0) | 2.0GB | 快適 | 約110 tok/s推定 |
| EXAONE 4.0 1.2B | 8bit(Q8_0) | 2.3GB | 快適 | 約95 tok/s推定 |
| TinySwallow 1.5B | 8bit(Q8_0) | 2.3GB | 快適 | 約87 tok/s推定 |
| RakutenAI-2.0 mini | 8bit(Q8_0) | 2.4GB | 快適 | 約85 tok/s推定 |
| Sarashina2.2 1B | 8bit(Q8_0) | 2.6GB | 快適 | 約83 tok/s推定 |
代表的なモデルはどれくらいで動くか
よく使われる5本について、この構成(AMD Ryzen AI Max+ 395(Strix Halo)(メモリ128GB)として計算)での必要メモリと推定速度です。速度はメモリ帯域幅からの計算値で、実測ではありません。
| モデル | パラメータ | 必要メモリ | 判定 | 推定速度 |
|---|---|---|---|---|
| Qwen3 8B | 8.19B | 10.0GB | 実用 | 約17 tok/s推定 |
| Gemma 3 12B | 11.77B | 13GB | 実用 | 約12 tok/s推定 |
| Gemma 3 27B | 27.01B | 29GB | 遅い | 約5.2 tok/s推定 |
| gpt-oss-20b | 20.91B | 12GB | 快適 | 約42 tok/s推定 |
| Llama 3.3 70B | 70.55B | 75GB | 遅い | 約2.0 tok/s推定 |
この構成でどの仕事が回るか
「AIにさせたい仕事」の側から見て、この構成が要件を満たすかどうかです。8種類のうち6件が回り、2件は足りません。
| 仕事 | この構成では | 足りないもの |
|---|---|---|
| 文章・資料・メール作成 | 快適 | — |
| プログラミング・開発 | 快適 | — |
| 自動タスク・エージェントの常時運用 | 快適 | — |
| イラスト・画像生成 | 動かない | CUDA(NVIDIA GPU)前提のツールが多い |
| 動画生成・編集 | 動かない | CUDA(NVIDIA GPU)前提のツールが多い |
| 議事録・文字起こし | 快適 | — |
| データ分析・Excel/Python | 快適 | — |
| 社内文書の検索・要約(ローカルRAG) | 快適 | — |
足りない用途をこの1台でまかなうなら、イラスト・画像生成の要件を満たす構成まで上げる必要があります。イラスト・画像生成のページに、その要件を満たす構成を並べています。
この構成の余力と、足りなくなったとき
収録している204モデルのうち、この構成のメモリに4bit以上の量子化で収まるのは186本です。収まらないもののうち、いちばん惜しいのはQwen3.8-Flash-Nextで、メモリがあと約4.8GB足りません。
| あと少しで収まらないモデル | パラメータ | 必要 | 不足 |
|---|---|---|---|
| Qwen3.8-Flash-Next | 176.94B | 91GB | 4.8GB |
| DeepSeek-V4-Flash | 284.33B | 132GB | 46GB |
| GLM-5.3-Flash | 320.76B | 151GB | 65GB |
逆に一段下の64GBだと13本減ります。VRAMを増やすにはGPUごと交換になります。一方でシステムメモリの増設は、CPUオフロードで動かせる範囲を広げます。
同じ価格帯で選べる他の形
目安価格が近い、別の形(ノート・BTO・自作・Mac・常時稼働)の構成です。同じ金額でも、形が変わるとできることが変わります。
| 構成 | 形 | 向いている人 | 目安 |
|---|---|---|---|
| Mac mini M4 Pro(メモリ48GB・SSD 1TB) | Mac | 30BクラスのローカルLLMとエージェント並列運用を1台で。コスパの中心 | 30〜36万円 |
| RTX 5070 Ti(16GB)デスクトップ・メモリ32GB | デスクトップ(BTO) | FLUX、27B級のMoE型、gpt-oss-20bまで。ローカルAIの定番 | 28〜38万円 |
| RTX 5080(16GB)デスクトップ・メモリ64GB | デスクトップ(BTO) | 画像生成を速く、並列エージェントも余裕。VRAMは5070 Tiと同じ16GB | 36〜48万円 |
| Mac mini M4 Pro(メモリ64GB・SSD 1TB) | Mac | 70BクラスのローカルLLMまで。同じ価格帯のGeForce機より大きいモデルまで動く | 36〜42万円 |
| GPUノート(RTX 5070 Ti Laptop 12GB・メモリ32GB) | ノートPC | ノートでSDXLの画像生成や14BクラスのローカルLLMを実用的な速さで動かしたい人 | 27〜36万円 |
同じ形の他の構成
| 構成 | 向いている人 | 目安 |
|---|---|---|
| 静音ミニPC(Ryzen 9・メモリ64GB・GPUなし) | n8n・Dify・エージェントのルーティンを24時間回す。省電力・小型・静音で置き場所を選ばない | 13〜22万円 |
| Mac mini M4 Pro(メモリ64GB)を常時稼働サーバに | OllamaでローカルLLMのAPIを立て、自動化と一緒に静かに省電力で24時間動かせる。macOSなのでClaude Codeも手順どおりに使える | 36〜42万円 |
| ワークステーション(RTX 5090・メモリ128GB・SSD 4TB) | 動画生成・学習ジョブを夜通し回す。ECC・高耐久電源・保守付きのBTOワークステーション | 75〜110万円 |
| Mac Studio M5 Ultra(メモリ512GB)をLLMサーバに | DeepSeek V3級(671B)の4bitを1台で。帯域1.2TB/s。チームのローカルLLMサーバ | 240〜280万円 |