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Llama 3.1 Swallow 8B を動かすPCスペック(必要VRAM・メモリ・速度の目安)

Llama 3.1 8Bの日本語強化版(v0.5)。VRAM 8GB

6.2GB4bitで動かすのに要るメモリ(会話8,192トークン分込み)
VRAM 8GB実用になるいちばん安いGPU: GeForce RTX 3070 Ti
16GB実用になるいちばん小さいMac: M2 Pro(16GB)
131,072最大コンテキスト(学習時)

編集部の見立て

MetaのLlama 3.1 8B Instructから継続事前学習し、日本語向けの合成データで指示調整したv0.5です。配布元はgemma-3-27b-itのふるまいをまねるよう学習させたと説明しています。シリーズの継続事前学習に使ったのは約2,000億トークンで、日本語のウェブコーパスと日英のWikipedia、数学・コードの文書が中心。

考える過程を出さずにすぐ答える型なので、GPUなしのRyzen AI 300(16GB)の推定13.2tok/sでも待ち時間は短め。4bitで8kの会話込みなら6.2GB、RTX 3070 Tiなら推定80.8tok/sです。

量子化別の必要メモリ

ファイルサイズは Hugging Face(mmnga/Llama-3.1-Swallow-8B-Instruct-v0.5-gguf) に置かれている実際のファイルサイズです。KVキャッシュ(会話の作業メモリ)は8,192トークン・fp16として、モデルの構造(32層)から計算しています。必要メモリの合計には計算用のバッファも含めています。

量子化ファイルKVキャッシュ(8k)必要合計GPUならMacなら
2bit(IQ2_M)
品質劣化大。最後の手段
2.7GB1.0GB4.3GBVRAM 6GB〜8GB〜
2bit(Q2_K)
品質劣化大。最後の手段
3.0GB1.0GB4.5GBVRAM 6GB〜8GB〜
3bit(IQ3_M)
メモリ優先
3.5GB1.0GB5.1GBVRAM 6GB〜8GB〜
3bit(Q3_K_M)
メモリ優先
3.7GB1.0GB5.4GBVRAM 6GB〜8GB〜
4bit(IQ4_XS)
Q4_K_Mより一回り小さい
4.1GB1.0GB5.8GBVRAM 8GB〜16GB〜
4bit(Q4_K_M)
標準。迷ったらこれ
4.6GB1.0GB6.2GBVRAM 8GB〜16GB〜
5bit(Q5_K_M)
品質重視
5.3GB1.0GB7.0GBVRAM 8GB〜16GB〜
6bit(Q6_K)
ほぼ無劣化
6.1GB1.0GB7.8GBVRAM 10GB〜16GB〜
8bit(Q8_0)
無劣化に近い
8.0GB1.0GB9.7GBVRAM 11GB〜16GB〜

モデルの構造と、必要メモリの増え方

Llama 3.1 Swallow 8BはSwallow(東京科学大学・産総研)が2025年6月に公開した8.03Bのモデルです。GGUFのヘッダには32層と書かれており、全パラメータを毎回読み出すdense型なので、生成速度はファイルサイズとメモリ帯域幅でほぼ決まります。

全32層が全域注意で、KVヘッド8・head次元128。KVキャッシュはトークン数に正比例して増えます。1トークンあたりのKVキャッシュは約128KB(fp16)で、コンテキスト長にそのまま比例します。実際の値は、8,192トークンで1.0GB、学習時の上限131,072トークンまで伸ばすと16GBです。

ライセンス表記: llama3.3(層数と窓の大きさはGGUFヘッダから取得)

このモデルを実際に使うなら

ダウンロードで間違えやすいのは版です。Llama 3.1 Swallow 8BはInstructだけでもv0.1・v0.2・v0.3・v0.5が並んでおり、v0.4は70B側の番号。DBの数値はmmngaが配布するv0.5のGGUFなので、ファイル名の末尾を確かめてから落としましょう。

ライセンスはLlama 3.3の条件に従う形で、Meta独自の規約を読む必要があります。学習時の文脈長は131,072トークンあるものの、KVは1トークン128KBで、上限まで伸ばすと約16GB。8GBのGPUにQ4_K_M(4.6GB)を置いた場合、会話は1万8千トークン前後が限度です。

このモデルの系統

GGUFヘッダに書かれたアーキテクチャはllamaで、当サイト収録の204モデル中39本が同じ系統です。Llama系。最も広く使われているアーキテクチャで、対応していないツールを探すほうが難しい水準です。

配布元はmmnga/Llama-3.1-Swallow-8B-Instruct-v0.5-gguf、元になったモデルはtokyotech-llm/Llama-3.1-Swallow-8B-Instruct-v0.5です。

得意分野は日本語の文章です。

同じSwallow(東京科学大学・産総研)のモデルでは、サイズの近いものにQwen3-Swallow 8B(8.19B)、Gemma-2-Llama-Swallow 9B(9.24B)、GPT-OSS-Swallow 20B(20.91B)があります。

コンテキスト長を伸ばすと必要メモリはどう増えるか

長い文書を渡す、会話を続ける、コードベース全体を読ませる。こうした使い方ではコンテキスト長を伸ばしますが、その分KVキャッシュがメモリを食います。4bit(Q4_K_M)(4.6GB)を前提に、コンテキスト長ごとの必要メモリを計算しました。全層が全域注意なので、コンテキスト長に比例してKVが増えます。

コンテキストKVキャッシュ必要合計必要なGPU必要なMac
4,0960.5GB5.7GBVRAM 8GB〜16GB〜
8,192既定1.0GB6.2GBVRAM 8GB〜16GB〜
16,3842.0GB7.2GBVRAM 8GB〜16GB〜
32,7684.0GB9.2GBVRAM 10GB〜16GB〜
65,5368.0GB13GBVRAM 16GB〜24GB〜
131,07216GB21GBVRAM 24GB〜32GB〜

KVキャッシュをq8_0に量子化すると、32,768トークンでのKVは約4.0GBから約2.0GBに減ります(品質はわずかに落ちます)。

同じサイズ帯の他のモデル

モデル開発元4bitで必要一言
DeepSeek-R1 Distill Llama 8BDeepSeek6.2GBR1をLlama 8Bに蒸留した推論型。4bitならVRAM 8GBに収まる
Command R7BCohere6.0GBCohereの7B。研究用途向けライセンス(CC BY-NC)。GPUなしのメモリ16GBのPCでも動く
Aya Expanse 8BCohere6.4GB日本語を含む23言語向けの8B。CC BY-NC。GPUなしのメモリ16GBのPCでも動く
Llama 3 Youko 8Brinna6.2GBrinnaがLlama 3 8Bに日本語を追加学習。GPUなしのメモリ16GBのPCでも動く
Llama 3.1 8BMeta6.2GB英語圏の基準モデル。日本語はQwenに劣る
Llama-3-ELYZA-JP-8BELYZA6.2GB国産の日本語特化8B。VRAM 8GB

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よくある質問

Llama 3.1 Swallow 8Bを動かすのに必要なVRAMは?

4bit量子化(4bit(Q4_K_M))でファイル4.6GB、8,192トークンのKVキャッシュを含めて約6.2GBが必要です。GPU単体ならGeForce RTX 3070 Ti(VRAM 8GB)から実用速度で動きます。

Llama 3.1 Swallow 8BはMacで動く?

動きます。ユニファイドメモリ16GB以上のApple Silicon(例: Apple M2 Pro(16GB))なら、4bit量子化で実用的な速さが出ます。

このクラスの選び方: ローカルLLM(8Bクラス)に必要なPC / MacかWindowsか

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