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GPUなし開発デスクトップ(メモリ32GB・SSD 1TB)

向いている人: コーディングAI・データ分析・自動化のサーバ役。GPUは後から足せる

  • できる合うAI 9/16・合う仕事 3/8(内訳)
  • まず試すLFM2.5 1.2B JP 8bit(Q8_0)・約31 tok/s推定
  • 足りないStable Diffusion / SDXL(VRAM 12GB以上が必要)・FLUX / 高品質画像生成(VRAM 16GB以上が必要)・ほか5

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16コアCPU目安
32GBメモリ
なしGPU VRAM
1TBSSD
可常時稼働

なぜこの構成なのか

GPUを積まないデスクトップです。コーディングAI、データ分析、自動化ツールのサーバ役を1台でこなします。メモリ32GBとNVMe 1TBという配分は開発向けノートと同じですが、据え置きなので冷却に余裕があり、長時間のビルドでクロックが落ちません。電源650W以上のモデルを選んでおけば、後からGPUを足せます。24時間つけっぱなしにして自動タスクを回す土台にもなります。

避けたい似た構成

同価格帯のゲーミングデスクトップは、RTX 5060(8GB)が載る代わりにメモリ16GBという構成が多い。コーディングAI用途ではGPUは使われないので、その配分は損です。もう一つ、省スペース型(スリムタワー)は電源が300〜450Wで拡張スロットも短く、後からGPUを足せません。増設の可能性を残すならミドルタワーを選びましょう。

拡張性と寿命

この構成の強みは拡張性です。メモリを64GBに増やす(1万円台)、GPUを足す(5〜8万円)、SSDを増設する、のいずれも後からできます。用途が定まっていない人が最初に買う1台として、最も外しにくい選択肢です。

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この1台でできること

足りないAI(7)と理由

この1台で動くローカルモデル(一般的なデスクトップ/ノートPC(DDR5-5600・GPUなし)(メモリ32GB)として計算)

4bit以上でメモリに収まるモデルから抜粋。速度は推定(この機種の全モデル一覧)。

まず試すなら: LFM2.5 1.2B JP(8bit(Q8_0)・必要1.8GB・約31 tok/s推定)。日本語向けに調整された1.2B。GPUなしのメモリ8GBのノートでも軽く動く

モデル量子化必要判定推定速度
Gemma 3 270M8bit(Q8_0)0.8GB快適約130 tok/s推定
Qwen2.5 0.5B8bit(Q8_0)1.1GB快適約69 tok/s推定
Qwen3.5 0.8B8bit(Q8_0)1.4GB快適約46 tok/s推定
Gemma 3 1B8bit(Q8_0)1.6GB快適約37 tok/s推定
Sarashina2.2 0.5B8bit(Q8_0)1.8GB快適約37 tok/s推定
Qwen3 0.6B8bit(Q8_0)2.0GB快適約36 tok/s推定
LFM2.5 1.2B JP8bit(Q8_0)1.8GB快適約31 tok/s推定
Llama 3.2 1B8bit(Q8_0)2.0GB快適約28 tok/s推定
EXAONE 4.0 1.2B8bit(Q8_0)2.3GB快適約25 tok/s推定
TinySwallow 1.5B8bit(Q8_0)2.3GB快適約23 tok/s推定
RakutenAI-2.0 mini8bit(Q8_0)2.4GB快適約22 tok/s推定
Sarashina2.2 1B8bit(Q8_0)2.6GB快適約22 tok/s推定

代表的なモデルはどれくらいで動くか

よく使われる5本について、この構成(一般的なデスクトップ/ノートPC(DDR5-5600・GPUなし)(メモリ32GB)として計算)での必要メモリと推定速度です。速度はメモリ帯域幅からの計算値で、実測ではありません。

モデルパラメータ必要メモリ判定推定速度
Qwen3 8B8.19B10.0GB遅い約4.3 tok/s推定
Gemma 3 12B11.77B13GB遅い約3.1 tok/s推定
Gemma 3 27B27.01B20GB遅い約2.0 tok/s推定
gpt-oss-20b20.91B12GB実用約11 tok/s推定
Llama 3.3 70B70.55B44GB収まらない—

この構成でどの仕事が回るか

「AIにさせたい仕事」の側から見て、この構成が要件を満たすかどうかです。8種類のうち3件が回り、5件は足りません。

仕事この構成では足りないもの
文章・資料・メール作成快適—
プログラミング・開発快適—
自動タスク・エージェントの常時運用動かないメモリ64GB以上が必要
イラスト・画像生成動かないVRAM 12GB以上が必要 / CUDA(NVIDIA GPU)前提のツールが多い
動画生成・編集動かないメモリ64GB以上が必要 / VRAM 24GB以上が必要 / CUDA(NVIDIA GPU)前提のツールが多い / SSD 2TB以上が必要
議事録・文字起こし動かないVRAM 6GB以上が必要
データ分析・Excel/Python快適—
社内文書の検索・要約(ローカルRAG)動かないVRAM 24GB以上が必要

足りない用途をこの1台でまかなうなら、自動タスク・エージェントの常時運用の要件を満たす構成まで上げる必要があります。自動タスク・エージェントの常時運用のページに、その要件を満たす構成を並べています。

この構成の余力と、足りなくなったとき

収録している204モデルのうち、この構成のメモリに4bit以上の量子化で収まるのは158本です。収まらないもののうち、いちばん惜しいのはNemotron 3.5 Lightning 30B-A3Bで、メモリがあと約11GB足りません。

あと少しで収まらないモデルパラメータ必要不足
Nemotron 3.5 Lightning 30B-A3B31.58B33GB11GB
Shisa V2.1 Llama 3.3 70B70.55B44GB22GB
Llama 3.3 Swallow 70B70.55B44GB22GB

メモリを一段上の64GB(例: 一般的なデスクトップ/ノートPC(DDR4-3200・GPUなし)(メモリ64GB))にすると、収まるモデルは15本増えて173本になります。逆に一段下の16GBだと58本減ります。GPUを積まない構成なので、メモリの増設がそのまま上限の引き上げになります。

同じ価格帯で選べる他の形

目安価格が近い、別の形(ノート・BTO・自作・Mac・常時稼働)の構成です。同じ金額でも、形が変わるとできることが変わります。

構成形向いている人目安
静音ミニPC(Ryzen 9・メモリ64GB・GPUなし)常時稼働サーバー型n8n・Dify・エージェントのルーティンを24時間回す。省電力・小型・静音で置き場所を選ばない13〜22万円
Mac mini M4(メモリ24GB・SSD 512GB)Mac最安で「クラウドAI+8〜14BのローカルLLM」。Claude Codeは1エージェントまで。静音・省電力で常時稼働にも14〜17万円
開発向けノートPC(メモリ32GB・SSD 1TB)ノートPCClaude Code・Cursor・Codexを持ち歩いて使う人。GPUは不要、メモリとSSDに振る15〜23万円
一般ノートPC(メモリ16GB・SSD 512GB)ノートPCChatGPT・Claude・Geminiをブラウザで使う人。NPU搭載のCopilot+ PCである必要はない8〜13万円
GPUノート(RTX 5070 Laptop 8GB・メモリ32GB)ノートPC持ち歩いて画像生成の入門や8BクラスのローカルLLMを回す人20〜28万円

同じ形の他の構成

構成向いている人目安
RTX 5060(8GB)デスクトップ・メモリ32GB画像生成の入門と8BクラスのローカルLLM。最安のGPU機15〜21万円
RTX 5070(12GB)デスクトップ・メモリ32GBSDXLの画像生成が快適。14BクラスのローカルLLMがGPUだけで動く20〜28万円
RTX 5070 Ti(16GB)デスクトップ・メモリ32GBFLUX、27B級のMoE型、gpt-oss-20bまで。ローカルAIの定番28〜38万円
RTX 5080(16GB)デスクトップ・メモリ64GB画像生成を速く、並列エージェントも余裕。VRAMは5070 Tiと同じ16GB36〜48万円
RTX 5090(32GB)デスクトップ・メモリ64GB動画生成・32BクラスのローカルLLM・LoRA学習。GPU 1枚で届く上限55〜75万円